今年、阪神の監督を退任した岡田彰布が自伝を執筆した。
 
題名は


頑固力


岡田彰布を表すいい題名である。


 
さらっと読んでの感想は…

阪神のタニマチの父親による影響で、
子供の頃から阪神ファンであった。

自分でも阪神ファンを自認している。
 
阪神ファンの代表が阪神の選手になり、
阪神の監督になったといえるだろう。

そのため、１３ゲーム差をひっくり返されて、
巨人に逆転優勝されたことに非常に責任を感じて辞任したと書かれていた。
 
今年の巨人は強すぎたよ。
 
あれは仕方ないと思うけどね。
 
やっぱり頑固だから、
ひっくり返されたら辞任と決めていたから、
辞任しちゃったんだろうね。
 
ちょっと気になったところは…
なぜ今年はバントを多用したのか？ というところである。

去年までは、３番打者が得点圏打率の低いシーツだったが、
今年から、得点圏打率の高い新井が３番打者になったので、
とりあえず得点圏にランナーを送れば何とかしてくれるだろうと考えてのことらしい。

岡田監督のイメージだと、
JFKの起用法みたいに一度決めたら変えない感じである。
 
結構、臨機応変に考えていたんだね。

そこで、セイバーメトリックスは良く知らないと書かれていた。

阪神打線には、赤星、新井、金本とよく四球を稼ぎ、
出塁率の高い打者が多いので、
セイバーメトリックスを活用していると思っていたのだが、
関係ないのは意外であった。

ガッカリしたのは、今年の助っ人フォードについて、
ちょっとビデオで観ただけで獲得を決めたということである。
 
もうちょっとちゃんと考えて助っ人取らなきゃ駄目でしょ。

岡田監督には賛否両論があるが、
疾風丸的には阪神OBの監督の中では優秀であると思う。

戦力が整っていたこともあるが、
５年でAクラス４回になったので、
勝てる監督だったんじゃないかな。
 
また監督になることも十分に考えられる。
 
とりあえず、きっちり休養して欲しいね。

五年間お疲れ様でした。


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